私は死にました。
体は元気です。
心もまあ、ひどい頃に比べれば安定していてどちらかといえば元気です。
結局いろいろと旅をして帰ってきて普通に仕事しています。
最後にブログに書いた青森の翌年、北海道に行ってほぼ日本国内を制覇して。
正直自分の生まれた国ぐらい見て回ったら死んでもいいかなと思ってたけど。
今も色んなつらいことや不満もあるけれど、なんとなく生活できている。
家に帰れば大事な人もいる。
どちらかといえば幸せな生活をしているんだろう。
だからこそ、自分は死んでしまったんだなと思う。
あの頃つらくて悲しくてたまらなかった時も、今の生活も何も変わってはいない。
自分が磨り減らないように何も考えず、感じないようにしているだけ。
ただヘラヘラと笑いながらなんとなく過ごして今年も終わりをむかえる。
誰かや何かに心を壊される前に、自分で壊しているような気持ちだ。
もう、なにも無かったあの頃には戻れない。
何か大事なものを失ってしまった気がするけれど、代わりになにを得たのだろうか。
これでよかったのだろうか。