九州旅行7日目 尾道~松山
今日は天気はいいけど風が冷たいですね。
夜から東北に転勤になった友達と焼肉に行くので早い更新のミニです。
少し旅行の話とはそれますが・・・転勤で東北ってやばいですね。
友達は市役所勤めなんですが、宮城のほうの復興業務で人が足りていないため各地の役所から基本的には一年間出張という形で行くそうです。
一応は拒否もできるそうなのですが、事実上はほとんど強制だったそうです。
まあ一年間なんで手当ても出るしいい経験だと思って行ってみたら、と相談された時には友達に言いましたが、賃金を得るために・・・つまり生活するために居住の自由を奪われてるわけですしね。
僕だったら絶対に行きたくないですね。
べつに東北の復興に携わりたくないということではないですが、復興で人が足りないのであれば行きたい人は希望制にして、手当てを増額するなどインセンティブが働くかたちにするのがベストだと思うんですけどね。
ただ、公務員なので民間とは違うので仕方ないのかなとも思いますけどね。
まあそんな訳で早く焼肉食べたいのでさくっと書きますよ。
7日目は尾道観光ですが、相変わらず起きるのは遅いです。
シャワーを浴びてゆっくりと用意して、荷物はゲストハウスに預かってもらってまずは千光寺までフラフラと向かいます。
この千光寺ですか、これもまた結構登るんですよ。
でも途中で猫がいっぱいいるって言うし、尾道が一望できるそうなので・・・。
みかんが成ってますが、この日はまたみかんに縁があるのでまた後で・・・。
草食ってる猫かわいい。
途中で猫の集まる広場があって、何匹か寝てました。
もうこれを見るために来たようなもんですね。
こういうゆるさ好き。
登る途中では古い建物の工事をしてました。
何ができるのかなー?と思って中を覗いていると
「お兄さん昨日あなごのねどこにいましたよね?」
と休憩中のお兄さんに話しかけられました。
よかった・・・僕はまだおじさんじゃなかったんだね・・・。
話しているとあなごのねどこの二号店みたいで文化財を耐震改修してゲストハウスになるとのことで、お兄さんは工事を手伝ってそのまま宿直としてそこで働くそうです。
彼は大学生ということですが、僕も高校のころにそういう働き方もあるんだって気づけてたらよかったですね。
いかにも爽やかな好青年で少しうらやましくなりました。
展望台の近くにある喫茶店で一人尾道を眺めながらコーヒーを飲みます。
歩いてると楽しいけど上から見ると小汚いですね・・・。
いやもう本当に日本人の景観に対する関心の無さは異常で、あちこちどこに行ってもALCのビルやだっさいタイルの建物ばっかりで・・・走っててもEDION、イオン等どこも同じような景色で・・・。
まあ、建築についてはまた今度いつか・・・。
また石段を降ってゲストハウスに戻ります。
この日は走行距離が少ないのでゲストハウスにあるカフェでゆっくりしてから出発します。
コーヒー飲みすぎて頻尿になりそう。
このゲストハウスにはまた来たいですね。
ゆっくりしたので松山へ向けて出発します。
いやあ近いですね。
それにしまなみ海道は高速なんで速いし。
しまなみ海道はきれいなのに天気が悪くて残念・・・。
それに高速なら4000円近くかかるし、もし渡るなら自転車か原付がいいですね。
そんな感じでしまなみ海道は残念な天気のまま四国に上陸します。
先ほどの地図なんですが、海沿いが好きなんで少し遠回りをして海側を走ったんですが・・・今治から松山に入る手前ぐらいで実は事故を起こしましてね・・・。
本当に何も無い道なんですよずっと。
右手に海が見えていて堤防があるだけで、僕はセンターライン寄りを走っていました。
前には軽トラが一台走っているだけで・・・と突然の軽トラがブレーキからの右折。
右手には車が入るような所も交差点も何も無かったのでまさかそんな所で・・・と思いながらブレーキをかけますが間に合いません。
センターライン寄りを走っていたので今から左にも避けれません。
というかそんなことを冷静に考える間もなくとっさに反対車線側に避けますが、そのまま右折する軽トラに平行する形でガリガリガリっと接触します。
僕は車体の左側と左足を軽トラにこすりながら右側に転倒・・・倒れたバイクからガソリンやらが漏れてます。
幸いに相手も自分も特にケガはなく、軽トラを運転していたおじさんと警察を呼んでバイクを路肩に運びます。
なんでこのバイクこんな重いんだ・・・ってぐらいに動かなくてよく見るとフロントブレーキのレバーが曲がってたので無理やり元に戻します。
ほぼ僕からぶつかっていったような感じなのに軽トラのおじさんはものすごくいい人で、ずっと心配してくれました。
田舎だからかものすごいいい加減な検分だけして「あとは保険とか二人で勝手にしてね」と言い残して警察は帰りました(笑)
相手のおじさんは「どうせ軽トラやしこすった跡なんかかまへんかまへん」「せっかくたのしい旅行やったのに後ろ見てなくてすまんなあ」と言ってくれたので、僕も故障とかは特に無かったので不注意ですいませんということでお仕舞いに。
それじゃあ・・・と言おうとするとおじさんが
「わしみかん農家やからな!!みかん持ってきたろ!!!」
と言って走っていき、五分後に袋いっぱいのみかんを持ってきてくれました。
いや、バイクやのにそんなに積めんわ!!!とは言えないので、ありがたくみかんを頂いて出発しました(笑)
しかしやはり疲れがどっと出たので、すぐ近くの道の駅で休憩してバイクの状態を確かめます。
タンクのへこみと、バックがすこし千切れて・・・。
クラッチレバーがまるでアールデコのような曲線になりましたが問題なさそうです。
そこでまたバイク好きのおじさん二人組みがいて一時間ほど話してました。
僕のボロボロで錆びたバイクを見ながらかっこいいかっこいい、これこそが旅するバイクだと、さっき事故してタンクとかへこんじゃって・・・というとそれも男の勲章だと言って励ましてもらいました。
もう田舎いい人ばっかりすぎるやろ・・・。
おじさん二人に元気をもらってすっかり遅くなったので松山まで走ります。
ここのゲストハウスは本がたくさん置いてあって泊まってる人も若い人ばっかりでいい宿でした。
おじさんにもらったみかんはさすがに大阪まで持って帰れない量だったので、ここでみんなに配ります。
荷物をおろして落ち着いたので道後温泉に歩いて向かいます。
道後温泉ってこんなケバケバしかったっけ・・・?
何度か家族と来たことがあるのですが、もっと渋い建物だった気がするんですが・・・。
まあ温泉には変わりないので事故で疲れた体を癒します。
バイクを買って3年ほどになりますが初めての事故だったので、かなり疲れてぐったりしてしまいましたが、温泉につかってすこし元気になります。
温泉からあがって時計台が動く時間だったので見に行きます。
温泉や時計台のケバケバしさとは違って、近くの有名な風俗ビルは大人しくなってました。
海外からの観光客誘致のためなのかな?
その後はまたラーメンを食べるもあまり美味しくないので写真を撮らずにゲストハウスに帰りました。
ゲストハウスの本棚を見てると、「風の谷のナウシカ」の漫画が・・・。
読んでいると他の泊まっている人も共同ルームにちらほら来ていたので色々と話していました。
明日が雨の予報だったのでバイクで熊本から来ていている人とどうしようか・・・と話したり、東北のほうから来ている大学生のカップルが実はただの幼馴染だということで、男の子の方と旅行中は手を出さないほうがいいぞって話しをこっそりしたり・・・。
そんな話をしながらナウシカを読んでいると2時を過ぎていたのでベッドに戻りました。
この時、なぜ翌日が雨だと分かっていたのに何も考えずに寝たのか・・・。
8日目は思った以上の雨に苦しみながら香川まで走ります。
結構の雨だったのでまったく観光もしていない一日で写真も何も無いです(笑)
さくっと書くつもりが3000字以上・・・さくっととは何なのか。