九州旅行8・9日目 松山~香川~大阪
日に日に働きたくないという思いが増すばかりのミニです。
今回は雨と大阪までの帰路なんで写真少な目でお送りします。
8日目は雨の松山からスタートです。
前日に雨が降ると分かっていたのに何も考えなかったので、とりあえず雨の中カッパを着て出発します。
100kmちょっとでそんなに遠くはないのですが、なにせ寒い雨の中進むのでなかなか着きません。
前日の事故のトラウマもあるのでゆっくり走ります。
途中で山をビクビクしながら越えては休憩、30分走っては休憩と目につくコンビニのほとんどに止まりました。
お昼ごはんもめんどくさいのでコンビニのおにぎりで済まします。
香川に入る手前ぐらいのコンビニで、手足はビショビショに濡れて震えながら休憩しているとおばさんに話しかけられました。
どこから来たのー?九州からの帰りなんですよーとか、バイクで大変ねえという話をして、お仕事は?と聞かれて今は病気しちゃって無職なんですよーという話をしてました。またしばらく働きたくないんですよーという話をして、松山なら仕事紹介してあげたのに・・・と言われて丁重にお断りして(笑)
おばさんが行くときに「自分らしい生き方をして!!」と励ましをいただきました。
いや・・・僕べつに自殺願望とかないですよ・・・?って言いたくなりましたが、あの雨の中バイクで走るとか自殺行為だしなあ。
そこで気力も体力も限界に近かったので大きいコインランドリーがあったので駆け込みます。
屋根があってバイクが濡れないところに置けたのですごく助かりました。
そこでたまっていた洗濯物を洗ってついでに濡れた靴下等もはき変えます。
そしてまた雨の中を走りミカサスカサというゲストハウスに到着します。
ビッショビショのライダーなのに快く迎えてくれて、タオルまで貸してもらったりすごく助かりました。
コンテナハウスみたいなところで広くはないので、すぐに一緒に泊まっている人とも仲良くなりました。
一人は北海道から来た女の子、二人は友達で尼崎から来たチャリダー。
みんなで共同ルーム、といってもキッチンの床(笑)で各自ご飯を食べます。
僕はもう買い物に行く元気も無かったのでゲストハウスにあったペヤングを食べました。
しばらくすると北海道のお姉さんがお酒を出し始めてみんなでどうぞと言って飲み始めます。
そして飲み始めて1時間ほど、みんなでジェンガしようってなってこんな感じです。
この後もトランプでババぬき、ジジぬき、大富豪や7並べをしながら遅くまでしゃべって飲んで楽しく過ごして寝ました。
ゲストハウスの規模や設備で言えば決して良いというわけでもないんですが、4人で一緒に一晩遊んで飲んで一番楽しかったゲストハウスでした。
一期一会なんでもう会えないかもしれませんが、旅の出会いはやっぱりいいですね。
9日目はチャリダー二人が自転車の準備をする音で目覚めます。
僕が起きるとやっぱり他の3人はもう起きて出発の準備をしていました。
僕もお風呂に入って出発の準備をします。
最終日は香川のうどん本陣山田家さんに行って瀬戸大橋から大阪へ帰ります。
まずはチャリダー二人を見送り、僕も見送られて出発します。
途中で二人を追い越して自転車とバイク、お互いに手を振り別れました。
もう会うことはないかも知れませんが、僕はいつもツーリングや旅行で知り合った旅人には「またどこかで」と言って別れます。
旅を止めなければまたいつかどこかで会えることを信じて・・・ってこれ文章にするとクサすぎるな・・・。
途中でナビの設定を間違えて山田家ではなく「やまだうどん」という普通のうどん屋に行ってしまうというアクシデントもありましたが、仕方ないので腹ごなしにそこで一杯食べてなんとか目的地に到着です。
ここは四国に来ると毎回行っているお気に入りのうどん屋さんで、水曜どうでしょうでもお遍路の旅で毎回立ち寄っている有名なうどん屋さんです。
うまい。
香川のうどんのうまさを今さら語る必要はないでしょう。
香川は普通のチェーン店でもめちゃくちゃ美味しいですからね。
さすがはうどん県、レベルが違う。
うどんも食べてもう思い残すことも無いので大阪に帰ります。
僕は淡路島からとしまなみ海道は走りましたが瀬戸大橋は走ったことが無かったので、少し遠回りですがそちらから帰ります。
さらば四国。
という感じでさくっと脱出しまして、赤穂あたりまでは下道で走ってたんですが・・・。
走れど走れど大阪が遠い・・・。
そりゃ300km以上あるのにゆっくり遠回りしてるんだから当然ですね。
ということで意志の弱い僕は貧乏旅行なのにあっさりと高速に乗って帰りました。
結局最後の最後まで無計画なままなんとか大阪に着きました。
高速を降りて見知った道に入るとすごくほっとしますね。
結局20時ぐらいにようやく家へ。
そして、愛しい家族とも久しぶりの再会です。
貧乏無職が猫飼ってんじゃねーよって声が聞こえてきそうですが・・・。
前足は切断かもって言われたほどケガをしていた子猫を前にして、黙って立ち去ることはできなかったのです・・・。
まあその話はいつかまたどこかで。
留守の間は近くに住んでるうちの猫に慣れた友達に世話を頼んでたんですが、やはりストレスなのかエサが若干ぶちまけられてました(笑)
さて、これで今回の旅行のブログは終わりです。
やっぱり旅行は色んな出会いや出来事が多くて楽しいですね。
僕は正直に言ってそんなに生まれてきたことを嬉しくは思ってませんが、どうせ生まれてしまったからにはせめてこの世界の色んなものを見たいと思います。
今までこのブログは結構暗い記事が多かったですが、これからは自分の体調と相談してこういう楽しい記事も増やしていきたいですね。
次は二泊三日ぐらいで自分の大好きな和歌山に行きたいと思います。
あと夏には転勤した友達と一緒に、ねぶた祭りの跳人ライダーというのにも参加したいですが・・・お金あるかなあ?
九州旅行7日目 尾道~松山
今日は天気はいいけど風が冷たいですね。
夜から東北に転勤になった友達と焼肉に行くので早い更新のミニです。
少し旅行の話とはそれますが・・・転勤で東北ってやばいですね。
友達は市役所勤めなんですが、宮城のほうの復興業務で人が足りていないため各地の役所から基本的には一年間出張という形で行くそうです。
一応は拒否もできるそうなのですが、事実上はほとんど強制だったそうです。
まあ一年間なんで手当ても出るしいい経験だと思って行ってみたら、と相談された時には友達に言いましたが、賃金を得るために・・・つまり生活するために居住の自由を奪われてるわけですしね。
僕だったら絶対に行きたくないですね。
べつに東北の復興に携わりたくないということではないですが、復興で人が足りないのであれば行きたい人は希望制にして、手当てを増額するなどインセンティブが働くかたちにするのがベストだと思うんですけどね。
ただ、公務員なので民間とは違うので仕方ないのかなとも思いますけどね。
まあそんな訳で早く焼肉食べたいのでさくっと書きますよ。
7日目は尾道観光ですが、相変わらず起きるのは遅いです。
シャワーを浴びてゆっくりと用意して、荷物はゲストハウスに預かってもらってまずは千光寺までフラフラと向かいます。
この千光寺ですか、これもまた結構登るんですよ。
でも途中で猫がいっぱいいるって言うし、尾道が一望できるそうなので・・・。
みかんが成ってますが、この日はまたみかんに縁があるのでまた後で・・・。
草食ってる猫かわいい。
途中で猫の集まる広場があって、何匹か寝てました。
もうこれを見るために来たようなもんですね。
こういうゆるさ好き。
登る途中では古い建物の工事をしてました。
何ができるのかなー?と思って中を覗いていると
「お兄さん昨日あなごのねどこにいましたよね?」
と休憩中のお兄さんに話しかけられました。
よかった・・・僕はまだおじさんじゃなかったんだね・・・。
話しているとあなごのねどこの二号店みたいで文化財を耐震改修してゲストハウスになるとのことで、お兄さんは工事を手伝ってそのまま宿直としてそこで働くそうです。
彼は大学生ということですが、僕も高校のころにそういう働き方もあるんだって気づけてたらよかったですね。
いかにも爽やかな好青年で少しうらやましくなりました。
展望台の近くにある喫茶店で一人尾道を眺めながらコーヒーを飲みます。
歩いてると楽しいけど上から見ると小汚いですね・・・。
いやもう本当に日本人の景観に対する関心の無さは異常で、あちこちどこに行ってもALCのビルやだっさいタイルの建物ばっかりで・・・走っててもEDION、イオン等どこも同じような景色で・・・。
まあ、建築についてはまた今度いつか・・・。
また石段を降ってゲストハウスに戻ります。
この日は走行距離が少ないのでゲストハウスにあるカフェでゆっくりしてから出発します。
コーヒー飲みすぎて頻尿になりそう。
このゲストハウスにはまた来たいですね。
ゆっくりしたので松山へ向けて出発します。
いやあ近いですね。
それにしまなみ海道は高速なんで速いし。
しまなみ海道はきれいなのに天気が悪くて残念・・・。
それに高速なら4000円近くかかるし、もし渡るなら自転車か原付がいいですね。
そんな感じでしまなみ海道は残念な天気のまま四国に上陸します。
先ほどの地図なんですが、海沿いが好きなんで少し遠回りをして海側を走ったんですが・・・今治から松山に入る手前ぐらいで実は事故を起こしましてね・・・。
本当に何も無い道なんですよずっと。
右手に海が見えていて堤防があるだけで、僕はセンターライン寄りを走っていました。
前には軽トラが一台走っているだけで・・・と突然の軽トラがブレーキからの右折。
右手には車が入るような所も交差点も何も無かったのでまさかそんな所で・・・と思いながらブレーキをかけますが間に合いません。
センターライン寄りを走っていたので今から左にも避けれません。
というかそんなことを冷静に考える間もなくとっさに反対車線側に避けますが、そのまま右折する軽トラに平行する形でガリガリガリっと接触します。
僕は車体の左側と左足を軽トラにこすりながら右側に転倒・・・倒れたバイクからガソリンやらが漏れてます。
幸いに相手も自分も特にケガはなく、軽トラを運転していたおじさんと警察を呼んでバイクを路肩に運びます。
なんでこのバイクこんな重いんだ・・・ってぐらいに動かなくてよく見るとフロントブレーキのレバーが曲がってたので無理やり元に戻します。
ほぼ僕からぶつかっていったような感じなのに軽トラのおじさんはものすごくいい人で、ずっと心配してくれました。
田舎だからかものすごいいい加減な検分だけして「あとは保険とか二人で勝手にしてね」と言い残して警察は帰りました(笑)
相手のおじさんは「どうせ軽トラやしこすった跡なんかかまへんかまへん」「せっかくたのしい旅行やったのに後ろ見てなくてすまんなあ」と言ってくれたので、僕も故障とかは特に無かったので不注意ですいませんということでお仕舞いに。
それじゃあ・・・と言おうとするとおじさんが
「わしみかん農家やからな!!みかん持ってきたろ!!!」
と言って走っていき、五分後に袋いっぱいのみかんを持ってきてくれました。
いや、バイクやのにそんなに積めんわ!!!とは言えないので、ありがたくみかんを頂いて出発しました(笑)
しかしやはり疲れがどっと出たので、すぐ近くの道の駅で休憩してバイクの状態を確かめます。
タンクのへこみと、バックがすこし千切れて・・・。
クラッチレバーがまるでアールデコのような曲線になりましたが問題なさそうです。
そこでまたバイク好きのおじさん二人組みがいて一時間ほど話してました。
僕のボロボロで錆びたバイクを見ながらかっこいいかっこいい、これこそが旅するバイクだと、さっき事故してタンクとかへこんじゃって・・・というとそれも男の勲章だと言って励ましてもらいました。
もう田舎いい人ばっかりすぎるやろ・・・。
おじさん二人に元気をもらってすっかり遅くなったので松山まで走ります。
ここのゲストハウスは本がたくさん置いてあって泊まってる人も若い人ばっかりでいい宿でした。
おじさんにもらったみかんはさすがに大阪まで持って帰れない量だったので、ここでみんなに配ります。
荷物をおろして落ち着いたので道後温泉に歩いて向かいます。
道後温泉ってこんなケバケバしかったっけ・・・?
何度か家族と来たことがあるのですが、もっと渋い建物だった気がするんですが・・・。
まあ温泉には変わりないので事故で疲れた体を癒します。
バイクを買って3年ほどになりますが初めての事故だったので、かなり疲れてぐったりしてしまいましたが、温泉につかってすこし元気になります。
温泉からあがって時計台が動く時間だったので見に行きます。
温泉や時計台のケバケバしさとは違って、近くの有名な風俗ビルは大人しくなってました。
海外からの観光客誘致のためなのかな?
その後はまたラーメンを食べるもあまり美味しくないので写真を撮らずにゲストハウスに帰りました。
ゲストハウスの本棚を見てると、「風の谷のナウシカ」の漫画が・・・。
読んでいると他の泊まっている人も共同ルームにちらほら来ていたので色々と話していました。
明日が雨の予報だったのでバイクで熊本から来ていている人とどうしようか・・・と話したり、東北のほうから来ている大学生のカップルが実はただの幼馴染だということで、男の子の方と旅行中は手を出さないほうがいいぞって話しをこっそりしたり・・・。
そんな話をしながらナウシカを読んでいると2時を過ぎていたのでベッドに戻りました。
この時、なぜ翌日が雨だと分かっていたのに何も考えずに寝たのか・・・。
8日目は思った以上の雨に苦しみながら香川まで走ります。
結構の雨だったのでまったく観光もしていない一日で写真も何も無いです(笑)
さくっと書くつもりが3000字以上・・・さくっととは何なのか。
九州旅行6日目 福岡~尾道
今日はちょっと寒いですね、余計に家から出る気力が無くなるミニです。
6日目は博多の少し汚いゲストハウスからスタートです。
この日も今日のようにあまり天気が良くなくて曇り気味だったかな。
まあ毎回のことなんですが、僕が起きる時には大体同じ部屋の人はもう出発してます。
この日もチェックアウトギリギリに出発します。
受付はやっぱり日本人じゃないけど、英語でthank youとかsee youとか・・・もう会うことは無いと思うけどな。
で、この日は九州を出たら高速で尾道まで行きます。
その前に途中にある宮路嶽神社というところに行きます。
Yさんが教えてくれて、出雲大社みたいな大きいしめ縄があるそうで宿から1時間ほど走って向かいます。
ほー・・・でかいなあ・・・。
うん、でかい。
この時すでに石段を上がってきてフラフラだったのであまり写真を撮る元気が無かった・・・。
いや、大した石段じゃないんだけどね。
なんかCMにも使われたそうなんですが、僕はあまりテレビを見ないのでよく分かりませんでした。
天気がいい時ならもっと景色も良かったろうになあ。
仕方ないので下界に降りて饅頭を食べます。
なんか、枝・・・なんとか饅頭だったと思うけど忘れた。
もはやどこが備忘録なのか分からなくなってきています。
駐車場に戻って道を調べていると、僕のバイクの大阪ナンバーをチラッと見て老夫婦が話しかけてきました。
おじいちゃん「どっから来たんですか?」
大阪って書いてるやん?それ見たから話しかけてきたんちゃうんか?
って言いたいのを必死にこらえて話してました(笑)
で、しばらくいつも通りの会話を適当にこなした後に調べた道がこちら。
この時には初日の無謀な走行距離のつらさも忘れて、また300kmオーバーの予定を組んでます。
まあ高速なんで大丈夫だろうと考えてガソリンを給油して高速に乗ります、
そういえばこの旅行の時はガソリンがすごく安くて、広島の手前あたりでレギュラー94円のスタンドもあって非常に助かりました。
それが何で大阪に帰ってくると104円とかになってるんでしょうね・・・。
そんなわけで下関の関門海峡です。
お金に余裕があればトンネルより橋のほうがいいですね。
このSAでとんこつラーメンを食べたんですが、まあ美味しくなかった。
この旅行で結構ラーメン食べてるはずなんだけど一枚も撮ってないです。
仕方ない。
で、そのまま順調にメーターを振り切ってアメリカンらしからぬ音をたてながら走ってたんですが・・・天気が・・・。
あ、これやばいと思って東広島のあたりのSAに入った瞬間にこうですよ。
なぜか自分のルートにピンポイントで雨雲が・・・。
結局ここで1時間ほど雨宿りをするはめに。
そして何とか雨雲をかわして尾道に近づいたところで、まさかのガス欠・・・。
さすがにスピードを出しすぎたのか燃費が恐ろしい悪さに。
なんとかリザーブでガソリンスタンドに駆け込みます。
この日の宿は「あなごのねどこ」というゲストハウスに。
本当はヤドカーリというゲストハウスに泊まりたかったんですが、満室ということであなごのねどこを教えてもらいました。
個室しか空いてなくてちょっと高かったんですが、結果的には大正解。
また泊まりたいと思うゲストハウスナンバー1ですね。
こんなふざけた外観なんですが(笑)
昔の長屋を改修してあっていい雰囲気。
入ってすぐのところにはカフェが併設されています。
個室もいい感じで、これで3800円なんで友達で来ると楽しいかも。
晩御飯は併設のカフェでまたカレーとイギリスのビールを。
旅行中はカレーとラーメンばっかり食べてる気がする・・・。
で、この写真に見えてる中のこたつの所で旅行中初の女性と会話(笑)
って言ってもここで働いてる人に尾道の観光場所とかを教えてもらってただけだけど・・・。
おかげで次の日の予定も決まったので就寝。
九州旅行4、5日目 阿蘇・福岡
やっぱり更新はこの時間帯になりますね。
日が出てる間は何もする気になれないミニです。
今回は走ってばっかりで写真とか書くこととかそんなに無いのでひとつにまとめます。
4日目はYさんと一緒に阿蘇へツーリングです。
頑張って朝7時に起きて集合。
Yさんは最近バイクをアクロスというSSなのにメットインがある謎のバイクから刀に乗り換えたところです。
先に言い訳します。
まじで楽しい時って写真撮ってないよね・・・。
しかもほぼ一日バイクで走ってたのですごい楽しかったけど文章にするとこれといって書くことが無い。
いや、もっと文章力があれば色々と伝えれるんだろうけど。
まあとりあえず阿蘇の写真でも。
写真を撮るYさん。
写真を撮ってるところを後ろから撮られてたり。
すごかったけど秋吉台も走ってきたとこなんで広い意外は同じような景色という気も・・・。
まあこんな感じで阿蘇を走り、写真は撮ってないけど山賊旅路というお店で団子汁なるものを食べました。
味噌汁の中にちぎっただんご?向こうではだご汁と言うみたいです。
で、そろそろ暗くなるし帰るかということで帰路を走るとこれです。
刀が突然のエンスト。
ツーリングしてるとよくあることですが、誰かが調子悪くなるんです(笑)
発進したと思ったら突然スーッとエンジンが止まってそのままセルが回らず。
でも特に異常も無いので原因が分からずにゴソゴソしてるうちにエンジンがかかり無事に帰れました。
久留米でまた昨日とは違うお店でとんこつラーメンを食べるも、また写真は撮らず・・・。
そして昨日のビジネスホテルでまた一泊・・・。
5日目は雨の予報だったのでYさんの車で久留米近辺をブラブラと。
福岡の筑後吉井という古い建物が多く残っているところへ。
蛭子町珈琲店というところでコーヒーを。
ここのコーヒーがもう絶品です。
コーヒーの好みを聞いてくれて僕は酸味が強いのが好きだというと、今まで飲んだコーヒーで一番美味しいんじゃないかってぐらいによかったです。
どこの豆だったか忘れちゃったけど。
そのあとはプラプラして美味しいカレーを食べに行きました。
町並み交流館商家というところです。
ここは市所有の建物で、もうドツボで大好きな感じの古民家でした。
日本建築には珍しく吹き抜けがあって、しかも中もあちこち自由に見れるんですよ。
昔は町屋の改修を手伝ったりしていて、こういう建物は大好きです。
そのうち落ち着いたらこういう古民家を改修して住みたいですね。
今建築についてどうのこうのと書きかけたのですが、旅行の記事なんでその話はいつかまた・・・。
それよりもここで食べたカレーもめちゃくちゃ美味しかったです。
チキンカレーなんだけど、これ何が入ってるんだろう?
あまりに美味しいのでこっそり厨房覗いてみたけど材料分からず・・・(笑)
僕は家ではルウを使わずにスパイスを色々入れたりしてカレー作るけど、ここのカレーを食べてカレーの可能性を感じたというか、ちょっと大阪に帰ったらカレー極めたいと思った。
まあ、帰ってきて何もしてないけどね。
個人的には豚バラとかをカレーに入れるのが好き。
業務スーパーで豚バラ買ってきてコトコト煮込むと脂身が溶けてトロッとした美味しいカレーに。
そんな感じで雨が止んだので、ホテルに戻ってバイクに荷物を積みYさんとはお別れ。
その日の宿は博多のゲストハウスでした。
ここは・・・正直あまり良くなかった。
基本的にちょっと汚いし、中国・韓国人が多くて英語より言葉わかんないし、なによりあちこちに鍵とかロッカーとかちょっと治安悪そうな感じで。
僕は基本的に宿をとる時は当日電話して開いてるところを探すスタイルなので、広島といいちょいちょいハズレをひく。
基本的に宿の口コミとかも見ないし周りに何があるかも着いてからのお楽しみ。
それも旅の楽しさと思ってるのでハズレをひいてもそれはそれで楽しい。
こういう全ての挨拶をosuと紹介する謎の張り紙がトイレにあったり。
この日は久しぶりにビールが飲みたくてたまらなかったので、博多の赤提灯に誘われるがままにフラフラと。
ちょうど近くに串カツ屋があったのでそこへ。
この一杯のためにバイク乗ってると言ってもいい。
まあこの写真のときはすでに三杯目で少し酔ってきてるけど。
僕は基本的にそこまでご当地の名物とかを目当てに食べに行くことがない。
なので博多で明太子を食べることはなかった。
名物よりもその時食べたいものの方が優先されるのかな・・・。
ほろ酔いで部屋に戻ると韓国人の若い人と国籍不詳の、というかもう寝てるおじさんがいた。
韓国人のほうに「Can I turn off the lights?」って聞いたら「あ、はい」って返事されてうーん・・・と思いながら寝ました。
この日ですでに予算の2/3を使い切り、そろそろ東に向かい始めます。
まあ、家に帰るまでに予算オーバーするんですけどね。
6日目は九州を後にして一気に尾道まで行きます。
九州旅行3日目 萩~久留米
久しぶりにまともな時間にブログを書けそうですが、朝から頭が痛くてうーうー言ってるミニです。
3日目は快適に寝れたおかげでゆっくりできました。
僕は基本的に旅行中でも早起きは急ぎの予定が無い限りしないので、この日はチェックアウトの1時間前まで寝てました。
ベッドを片付けてシャワーを浴びてバイクに荷物を取り付けているとまたおじさんが・・・。
そのおじさんは年齢は聞かなかったけど、米軍の使い古しのバイクのサイドカーに乗せてもらってとか言ってたので、かなりの年齢のはず。
で、まあ今のバイクに乗っているとよくあるお話をしていました。
「これハーレーか?えっカワサキなんか!何cc?400なんか!でかいなあ・・・」
もう何十回とこの手の話をされますので慣れたものです。
そんな朝を過ごしてノンビリと角島へ向かいます。
この日は友達から何気ない写真のほうが旅行気分が味わえていいと言われて、よく分からない写真を色々と撮ってました。
なぜか残土処分場で飼われているポニー。
なぜかSHOEI(有名ヘルメットメーカーでお高い)をかぶったカカシ?
ローソンの駐車場に出入りする立派な角を生やした鹿。
あっしかだ!しかでした・・・が日常生活で言えるってすごい。
そんな感じで角島に到着です。
どこかで見たことある人も多いはず。見てよし走ってよし撮ってよしな橋です。
ちなみに沖縄にある古宇利島に行く橋もこんな感じですね
古宇利島の橋もバイクで走ったことあるんですが、こちら。
沖縄なのに革ジャン着てるバカが僕です。
まあ海のきれいさで言えば沖縄の方が上(沖縄のほうは橋の上から海の底が見えるレベル)ですが、それでもこういう橋は渡っていて最高に気持ちいいですね。
正直角島はこの橋が目当てだったんで渡ったらそのままぐるっと回って、そのまま九州に行ってとんこつラーメン食べようと思ってたんですけど、走ってみると灯台があったりで意外と楽しかったです。
まー貧乏旅行なんで中には入ってないんですけどね。
その分お昼ご飯はここでフグ天丼を食べることにしました。
これめっちゃ美味しかったですよ。
味噌汁もついて700円とお値段も財布にやさしい。
まあ欲を言えば1000円出すんでフグもう一匹とご飯をくれって感じですね。
そして、この時点ですでに2時過ぎ。
この日は久留米まで行くことになっていたのを思い出し少し急ぎます。
初の関門トンネルをくぐり・・・九州に上陸!
思ったよりも長くて、しかも一車線だし混んでるしで・・・もう通りたくはないかなあ。安いんだけどね。
で、九州に入ってからは観光もせずにひたすらバイパスで久留米方面へ。
途中で道を間違えたのか有料道路の方に来てしまって、走るだけで金出せるかよと思って下道を行ったら真っ暗な峠を通らされ・・・。
なんとか20時ぐらいに久留米のホテルに到着。
九州ではちょっと奮発してビジネスホテルに泊まりました。
やっぱ個室は楽でいいですね。
荷物も思いっきり広げれるしコインランドリーもあるし、貴重品も気をつけたりしなくていいしね。
そして部屋で一息するとお電話が。
そう、この人に会いにわざわざ九州に来たんですよ。
Yさん(父と同世代)
もう旅行のキッカケからしておっさん成分しかないですね。
Yさんはミニを買った時に営業でお世話になって、その後もミニやバイクで一緒にツーリングに行ったりしていたのですが、九州の実家に帰ってしまったのでなかなか会えなくなってしまったのです。
車で迎えに来てもらってこの日はとんこつラーメンを食べに行きましたが、あまりにお腹がすいてたので写真も撮らずに食べてしまってました。
4日目は阿蘇に二人で走りに行きます。