違和感を吐き出せるように

おかしいな、と思うことを口にすると周りから煙たがれるので。

青森ねぶた祭り旅行 6日目 ハネトライダー

6日目にしてようやく旅の目的を果たします。

ハネトとして跳ぶために。

 

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こちら、1日目の記事にも貼ったねぶた祭りの様子です。

 


2016ねぶた祭り

 

ここには僕は写ってませんが、こんな感じで「ラッセーラー」と言いながら跳んできました。

 

6日目はまず起きてコーヒーを飲んだあと、この日の予定を考えました。

まず朝からもう直射日光がきつすぎて地獄です。

これじゃあハネトに参戦する前に汗だくになって消耗してしまうということで、用意を全て済ましたらギリギリまで極楽湯でゆっくりしようという作戦にします。

 

まずハネトの衣装を買いに行きました。

レンタルもあるんですが、夏の思い出としてぜひとも手元に置いておきたかったのと、かなり汗をかきそうなのでいくらクリーニングしてるとはいえ少し抵抗があったので・・・。

 

青森まできて神戸呉服屋さんというお店に開店5分前ぐらいに到着します。

まだシャッターを開けているところにも関わらず、この後はすぐ混むからということですぐにサイズを合わせて買わせてくれました。

試着もしてもらって着方も確認します。

一着12000円と決して安くは無いですが、買うだけの価値は十分にありますよ。

 

Kと二人で衣装を買った後は、近くのセカンドストリートという古着屋に行きました。

なぜか二人とも長ズボンしか持ってこなかったんで夜が暑くて暑くて、半ズボンを買おうということで。

東北は寒いイメージしか無かったのであんなに暑いとは予想外でした。

 

セカンドストリートに行くと新品のタープが4000円ほどで売っていました。

キャンプ場の直射日光にはほとほとウンザリしていたので、今後のことも考えてタープも買いました。

本当はそのままお風呂に行くつもりでしたが、Kのバイクはカバンが無いと積載能力がほぼゼロで、僕のキャリアは二人分の衣装とズボンとタープでいっぱいだったので一度キャンプ場へと帰りました。

 

翌朝の写真ですが、タープを張ると一気に生活感が増しました。

 

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干してある衣装がいかにも住んでます感がすごい。

 

こうしてタープによって日陰を得たものの、やっぱり暑い。

まあ大阪は36℃とかに比べて青森は30℃ちょっとだったんですけど、外にずっといたらそら夏やもん何度でも暑いよ。

急いで半ズボンに履き替えて半そで、半ズボン、サンダルというライダーらしからぬ格好で極楽湯へと向かいました。

 

途中でKがまたガソリンを・・・と言い出すのでスタンドに行くと、僕が入るスペースがありません。

仕方ないので空くのを待っていたら軽に割り込まれるし・・・。

 

K「ガソリン入れないんですかあ?」

俺「そらね、給油したいですよ。僕もね、青森まで来て小言ばっかり言いたくはないけどさあ・・・僕が先に待ってるわけじゃないですか。それをあのクソババアはね、一度こっちと目が合ったのにそのまま割り込んでいったわけですよ。」

 

とブツクサ言ってると、膝の裏を思いっきりマフラーに当ててしまってヤケドしました。

あまりの熱さと痛みに足が50cmぐらい跳ねあがりましたよ。

そら半ズボンでバイク乗る方も悪いけど、踏んだり蹴ったりでした。

旅行中はずっと絆創膏貼ってたけどいまだに跡残ってますしね。

 

その後は極楽湯に行ってお風呂に入り、フードコートでバターカレーラーメン?なんか名物らしいけどイマイチ・・・を食べて、3時頃まで寝ました。

いよいよ時間ということで、キャンプ場に戻り衣装に着替え全体ミーティング。

 

「いくぞ野郎どもおおおおおおお!!」

 

のかけ声とともにバイクのエンジン音がキャンプ場に響きます。

 

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途中の橋では先に出発したチャリダーが自転車をかかげてバイクを見送ります。

 

僕らはチャリダーに手を振りながら橋を駆け抜けて祭り会場へと向かいます。

なんか颯爽と駆け抜けた・・・みたいな文章ですが30km/h遵守ですけどね。

 

途中のコンビニで水分補給にお茶を買っておいて、いよいよねぶた祭りの始まりです。

 

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ポーズ決めたつもりが神埼ポーズに・・・。

神崎さん今までバカにしてごめん。

 

それから2時間。

ラッセーラーラッセラー!!」

ラッセーラッセーラッセーラー!!!」

 

ひたすら跳びます。

上下に体を揺らしてひたすら進みます。

 

老いも若きも男も女も。

日本中から集まったライダーたちが跳ね回ります。

 

終わってみるとあっという間の2時間でした。

 

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夏の素晴らしい思い出になるお祭りでした。

つーか俺いつも手を腰に当ててんな。

他にポーズ無かったんか。

 

祭りの余韻にひたりながらバイク置き場へと向かいます。

両足はパンパンだし、慣れない足袋と草履なので指先まで痛いし、フラフラになりながらバイクにまたがってキャンプ場へと帰りました。

 

案の定、衣装は帯から手ぬぐいから何から全部が汗でびしょびしょになってました。

買ってよかった・・・。

すぐに衣装を干してお風呂へと向かいます。

 

極楽湯は団体客が来ていてまさに芋の子を洗うかのような状況です。

僕とKはフードコートでラーメンを食べてすくのを待ちました。

前に見たホモが集まるプールの画像をちょっと思い出しました・・・。

団体客が帰り、ようやくロッカーが空き始めたのでお風呂へと入ります。

 

湯船につかると体中の筋肉がほぐれていくようです。

まあ・・・地獄の筋肉痛は後から来るんですけどね。

 

お風呂から上がりキャンプ場へ帰ると、泥のように二人とも寝てしまいました。

 

 

 

次でねぶた祭りは最後です。

できれば来年もねぶた祭りに行きたいですね。

とりあえず今は残している北海道とねぶた祭りのリベンジのために生きていけそうです。